アニメーションのデジタル制作をテーマにしたセミナー「アニメーション・クリエイティブ・テクノロジー・フォーラム(ACTF)2017」が、2017年2月11日に東京練馬区の光が丘区民ホールで開催される。当日の詳細が発表され、12月1日から業界関係者に向けた参加申し込みの受付も開始した。
ACTFは、アニメーションの制作者のデジタル技術の情報共有を目的に、文化庁メディア芸術連携促進事業の一環として2015年からスタートした。制作スタッフのニーズに応えた充実した内容が好評を博している。2017年で開催3年目となる。
当日はデジタルアニメーション制作を活用している各社の事例紹介やセミナーが実施されるほか、展示なども設ける。個別のセミナーの内容やタイムテーブルは後日発表される。
前回2016年2月はオー・エル・エムによる「Toon Boom Harmonyを使ったデジタル作画ワークフロー構築への道」、サンジゲンによる「TVPaint作画の可能性」」、スタジオコロリドによる「CLIP STUDIO PAINT & STYLOS でのデジタル作画ワークフロー」などが設けられている。プロ向けの内容が特徴になっていた。
2017年も参加無料だが、参加者は商業アニメの制作関係者に限定されている。本会場の定員は約300名、商業アニメの制作者、制作会社のみ、教育関係者はサテライト会場での参加となる。学生は学校を通しての対応としている。詳細は一般社団法人日本アニメーター・演出協会(JAniCA)の申し込みページで確認出来る。
アニメーションのデジタル化は急進展するだけに変化のスピードも早い。最新技術の情報共有の場はニーズが高く、2017年も積極的に活用されるに違いない。
アニメーション・クリエイティブ・テクノロジー・フォーラム(ACTF)
http://www.janica.jp/course/digital/actf2017.html
2017年2月11日(土曜日)
東京会場(本会場): 光が丘区民ホール約300名、
サテライト会場