『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』や『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』など数々の傑作アニメ、映画を世に送り出してきた監督・押井守。この日本を代表する監督がアニメや映画についてたっぷりと語るセッションのネット配信が「Narō.tv」のオンライン講座でスタートした。
「Narō」は様々な分野のカリスマが講師となって、日本文化を紹介するオンデマンド型の有料ストリーミング講座だ。職人、料理人、アスリート、そしてクリエーターなど、日本を代表する著名人がこれまで登場してきた。
今回はそんな「Narō.tv」が初めてアニメ/特撮カテゴリーを設けて、その第1弾として押井守監督が登場する。講座のタイトルは「押井守に学ぶアニメ・映画」として2023年2月16日より配信を始めている。
押井守は90年年代に『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』で一躍名を馳せ、その後は『イノセンス』、『スカイ・クロラ』で国際映画祭に登場するなど世界的に知られた映画監督だ。アニメファンには『うる星やつら』や『機動警察パトレイバー』などでもお馴染みだ。
映画監督を超えて著書やエッセイ、トークなど映画の作り方、見方などでも様々視点を提供し、大きな影響を与えてきた。オンライン講座ではその押井守の言葉をたっぷり300分、20セッションにかけて伝える。視聴金額は10,000円(期間限定7,980円)。海外からも楽しめるように英語字幕付きになっている。
気になる講座内容は、前半部分はアニメとの出会いや監督業についてのインタビューや自作のワンシーンを切り取った分析など。そして後半は映画理論や映画制作、映画創作に関する特別講義として構成している。
アニメファンから映像を作る専門家、さらには幅広いクリエイターにも刺激的なものとなりそうだ。
「押井守に学ぶアニメ・映画」
https://www.naro.tv/anime-ja