日本コンテンツ流通の新会社REMOW、TBSとMBSから1億円調達

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 日本の映像コンテンツの世界流通を掲げて設立されたREMOW株式会社が、資本関係を通じたパートーナーづくりを拡大している。2023年1月27日、第三者割当増資を通じて、MBSメディアホールディングスとTBSホールディングスの2社から1億円の資金調達をしたと発表した。
 同社の資金調達は、2022年5月、9月、11月に続き4回目となる。出資会社はこの4回で20社、資金調達額は18億円を超えた。出資企業はいずれも映像・メディアの有力企業ばかりだ。
 MBSとTBSは同じメディアグループで、それぞれ在阪、在京のキー放送会社となる。REMOWにはすでに関西テレビ、テレビ朝日ホールディングス、テレビ東京、フジ・メディア・ホールディングスが出資している。特に首都圏キー局4社が参加していることが注目される。また映画会社では松竹と東映と、放送・映画会社との連携重視が窺える。

 REMOWは、日本映像コンテンツの世界発信として、チャンネル事業、ディストリビューション事業、プロダクション事業の3つの分野でビジネスを目指している。
 チャンネル事業では、時代劇を世界に発信する「SAMURAI VS NINJA」や日本のサブカルチャーを発信する「YABAI-ZE! JAPAN EDGE」のふたつのブランド展開を挙げている。グローバルベースのプラットフォームと見てよさそうだ。
 ディストリビューション事業は配信事業者、配信プラットフォーム向けの番組販売、アグリゲーションが中心となりそうだ。さらにプロダクション事業では国内での企画制作のほか、海外企業との共同制作にも言及している。映像コンテンツに多方面から関わることになりそうだ。 

REMOW https://www.remow.com/
株主構成(2023年1月27日現在):
アミューズ、MBSメディアホールディングス、関西テレビ、集英社、集英社DeNAプロジェクツ、小学館集英社プロダクション、松竹、ディー・エヌ・エー、TBSホールディングス、テレビ朝日ホールディングス、テレビ東京、東映、東映アニメーション、日本映画放送、博報堂DYミュージック&ピクチャーズ、フジ・メディア・ホールディングス、ADKエモーションズ、AID Partners Urban Development Company Limited、NADA HOLDINGS CORP. 、Skybound Japan、REMOW持株会、Will Rock

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