「TMSLab」、トムスがIP原作創出レーベルをスタート

TMSLab

 大手アニメ企業のトムス・エンタテインメントが、ゼロから作品やキャラクターを生み出し新レーベル「TMSLab (トムスラボ)」を2022年12月22日から本格始動した。プロジェクトは2022年4月から準備を進めていたが、今回はプロジェクトサイトをオープンして作品をまとめて紹介する。
 TMSLabのコンセプトは「テーマ」、「メッセージ」、「ストーリー」の3つになる。これらに基づいてトムスが様々なクリエイターと協力して作品、原作コンテンツを創り出している。

 またマンガや小説だけでなく、動画やキャラクターなどのジャンルの広さはアニメ会社ならだろう。こうして生まれた作品は電子ストアや動画プラットフォームといった場所から広く発信していく。作品の認知度向上を目指す。
 公式サイトではジャンル別に作品を知ることができるほか、作品関連のニュース、作品を配信しているプラットフォームもまとめられている。さらに新たに作品を創るクリエイターや企業の募集もしている。

 主力作品は『美女と野獣』の世界らしきに悪役として転生したヒロインが活躍するマンガ『美女と野獣の死亡フラグが立っている悪役に転生したけど、魔法使いと恋に落ちそうです!?』、100均グッズがきっかけで意気投合した女子高生3人の登場する『ワンハン部 それ100均でやろう!』など。YouTubeアニメの『ヒバリとサトリの昭和★爆キャラ召喚SHOW』も見どころだ。
 さらにサイトの公式アシスタントキャラクター「みなみちゃん」(仲野陽南)も公開されている。キャラクターデザインは人気クリエイターのkappeが担当した。

TMSLab(トムスラボ)
http://tms-lab.jp/

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