新潟国際アニメーション映画祭 部門発表、長編コンペ募集開始

新潟国際アニメーション映画祭

 2023年3月に第1回を予定する新潟国際アニメーション映画祭が、11月1日に新たな概要を情報公開した。また映画祭の目玉となるコンペティション部門のエントリーを開始した。
 合わせて公式サイトを本公開、公式Twitterの運用もスタートしている。来年春の開催に向けて、いよいよ盛り上がっていくことになる。

 映画祭の軸となるコンペティションは長編アニメーションに特化するのが特徴になる。エントリーのあったなかから10本あまりをノミネート、映画祭にてグランプリ、監督賞、脚本賞、美術賞、音楽賞、観客賞などの各賞を選出する。審査委員長には『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』、『イノセンス』の監督などで知られる押井守氏が発表されている。
 作品の応募条件は、2020年以降に完成した40分以上の長編アニメーション作品であることだ。日本語、英語以外の作品は、応募時に英語字幕がついていることが条件になる。作品の募集期間は2022年11月1日から12月23日まで。詳細は映画祭の公式サイトで確認出来る。
(https://niigata-iaff.net/guide/entry-jp/)

 コンペティション以外の部門では、国内・国外のアニメーションを様々な視点から紹介する。現在「世界の潮流」、「レトロスペクティブ」、「オールナイト in 新潟」、「マスター・オブ・アニメーション・テクニック」が発表されている。上映作品は、今後順次発表される。
 また期間中は、市民が気軽に楽しめる企画やアカデミックなトークなども予定されている。国内外からアニメーション関係者が集まり交流する映画祭が目指される。

新潟国際アニメーション映画祭
https://niigata-iaff.net/programs/
新潟国際アニメーション映画祭 公式Twitter
https://twitter.com/NIAFF_animation

関連記事

アーカイブ

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 第2回新潟国際アニメーション映画祭
     今年3月に初開催されて話題を呼んだ新潟国際アニメーション映画祭が、2024年3月に第2回を迎える。…
  2. 『いきものさん』© 和田淳・ニューディアー/東映アニメーション
    『いきものさん』の製作で多くの人が驚いたのは、東映アニメーションがそれを担当することだろう。世界的な…
  3. MIFA東京都ブース2023
     東京都がこの10月、11月に、アニメーション分野で海外進出を目指す企業や個人事業主に向けた連続セミ…
ページ上部へ戻る