中国アニメ「羅小黒戦記」がTVシリーズ放送、日本語版「万聖街」も

「万聖街」

 2019年から20年にかけて日本でも話題を呼んだ中国産の劇場アニメ『羅小黒戦記』が、テレビシリーズに再編集され、この秋から放送される。スタートは2022年10月7日(金)24時から、放送はTOKYO MX、とちぎテレビ、群馬テレビ、BS11など。全5話を予定している。
 また11月11日からは同じ枠で、『羅小黒戦記』の制作会社寒木春華スタジオも参加したコメディアニメ『万聖街』も放送する。話題の中国アニメの紹介が続く。両作品の日本でのビジネスマネジメントはアニプレックス が担当しており、日本アニメの海外ビジネスだけでなく、海外アニメの国内ビジネスでも主導権をとろうとする。多方面に事業展開をするアニプレックスらしい取り組みだ。

『羅小黒戦記』は中国でウェブアニメをスタートに人気を獲得した話題作。ネットでの高い人気を背景に2019年に劇場版が公開され、中国では3億1500万元と日本円で50億円近い興行収入になった。2Dスタイルの劇場アニメとしては異例の大ヒットだ。
日本でも中国公開からほどなく公開され、アニメファンやアニメ関係者から注目を集めて口コミで人気を広げた。これを受け2020年11月7日には、日本語吹替版『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』を全国公開したところ興行収入5億円を超えるヒットになった。
今回放送されるのは、この日本語版のディレクターズカットになる。再編集したうえで新規描きおろしカットも追加される予定だという。LMYKが歌う劇場版主題歌の「Unity」がエンディング曲として使われる予定だ。

 今回新たに姿を見せる『万聖街』は、中国のweiboで連載するウェブマンガ『1031万圣街』を原作にするものだ。『羅小黒戦記』の寒木春華スタジオとFENZスタジオ(非人哉工作室)が共同制作する。主人公は心優しい悪魔のニール。彼が人間界で送るコミカルな日常が楽しく描きかれる。中国では総再生数は2億回以上という人気番組だ。今回は、この日本語吹替え版での放送になる。
 中国の人気番組が日本でどのように受け取られるのか。その反応を含めての期待作である。

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