中国劇場アニメ「羅小黒戦記」アニプレックスが共同配給、日本語吹替版も制作

『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)』

 中国で生まれた2Dアニメの傑作として、2019年から大きな話題を呼ぶ劇場アニメ『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)』が、新たに日本語吹替版で劇場上映される。2020年11月7日より全国公開をスタートする。
 本作は中国公開から間もない2019年秋に日本でも字幕版が公開され、アニメファンやアニメ関係者から注目された。ロングラン興行を続けるほどの人気となった。それがあらためて日本語吹替版となる。公開決定にあたり、特報も発表、一新された公式サイトも立ち上がった。

 全国公開では中国映画・コンテンツ事業のチームジョイに加えて、アニメビジネスの有力企業アニプレックスがビジネスに参加する。両社が共同配給をするほか、日本語吹替版もアニプレックスが担当する。日本のマーケットに熟知した同社が、作品拡大を目指す。
 人気声優の登用もそのひとつだ。主人公の黒猫の妖精シャオヘイに花澤香菜、彼を助ける妖精フーシーを櫻井孝宏、彼らに関わる人間のムゲンを宮野真守と豪華声優を並べた。音響監督は『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』や『スパイダーマン:スパイダーバース』なども手がけるベテラン岩浪美和が担当する。新ためて大きなヒットを狙うことになりそうだ。

 『羅小黒戦記』は中国のマンガ家MTJJと寒木春華(HMCH)スタジオにより、2011年にWEBアニメシリーズとして誕生した。その人気の高まりから今回の劇場版が制作され2019年9月からの中国公開では、3.15億元(約48億円)のヒットになっている。CG作品が主流となりがちな中国劇場アニメで2Dアニメの存在感を発揮した。
 アニメの仕上がりは、日本のアニメ関係者も絶賛するほどだ。中国アニメの歴史を変える作品の日本での新たな展開が、関心を集めそうだ。

『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来
https://luoxiaohei-movie.com/
11月7日(土)全国ロードショー

[スタッフ]
原作/監督: MTJJ
プロデューサー: 叢芳氷、馬文卓
副監督: 顧傑
脚本: MTJJ、彭可欣、風息神涙
作画監督: 馮志爽、李根、周達炜、程暁榕、鄭立剛
美術監督: 潘婧
撮影監督: 梁爽
3D監督: 周冠旭
音響監督: 皇貞季
音楽: 孫玉鏡
制作会社: 北京寒木春華動画技術有限公司

[日本語吹替版]
音響監督: 岩浪美和
音響制作: グロービジョン
配給: アニプレックス、チームジョイ

関連記事

アーカイブ

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. デジタルコンテンツ白書2020
     一般財団法人デジタルコンテンツ協会は、経済産業省商務情報政策局の監修による『デジタルコンテンツ白書…
  2. 「MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020」
     日本のマンガ・アニメ・ゲーム・特撮を題材にした企画展「MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・…
  3. ぼくらの七日間戦争
     毎年フランスで開催されるアヌシー国際アニメーション映画祭/MIFAは、新型コロナウィルス感染症の拡…
ページ上部へ戻る