先頃、経営統合に伴う新社名も明らかにしたバンダイナムコグループの映像事業会社バンダイナムコフィルムワークスは、2022年4月1日付けの事業体制と執行役員・部長職人事を2022年2月17日に発表した。
会社組織は、IP制作本部、IP事業本部、マネジメント事業本部、コーポレート事業本部の4本部体制とする。IP制作本部は映像の企画・制作、IP事業本部は企画・出資など、マネジメント事業本部はランセンスの販売・運用とみると分かりやすそうだ。コーポレート事業本部は企業戦略や人事・経理・法務などのバックオフィスから構成される。
2月8日に発表されている取締役に加えて、執行役員4名の人事が発表されている。横倉源太氏(現バンダイナムコライツマーケティング)、小形尚弘氏(現サンライズ)、小西貴明氏(現バンダイナムコアーツ)、荒井優氏(現バンダイナムコアーツ)だ。
小形氏はIP制作本部本部長に就任するほか、IP事業本部のガンダム事業部ゼネラルマネージャーも兼任する。制作部門の要となりそうだ。他の各本部長はIP事業本部に佐々木新氏(常務取締役)、コーポレート本部に正木直也氏(取締役)、マネジメント事業本部に上山公一氏(取締役)が発表済。
横倉源太氏はマネジメント事業部副本部長、小西貴明氏はマネジメント事業本部副本部長兼ビジネスソリーションセクションライツ管理部ゼネラルマネージャー、荒井優氏はマネジメント事業本部副本部長を担う。
部長職に相当するゼネラルマネージャーで発表されているのは21人。統合後の会社がかなり大所帯になることが窺われる。21人のうち現サンライズが8人、現バンダイナムコアーツが10人、現バンダイナムコライツマーケティングが3人となる。
またIP事業本部が5事業部とメディア推進部など、マネジメント事業本部に国内配信セクション、ビジネスソリューションセクション、クロスメディアセクションなどが設けられていることも分かる。
バンダイナムコグループ主要会社の機構改革および執行役員・部長職の人事について
https://www.bandainamco.co.jp/cgi-bin/releases/index.cgi/press/10683?entry_id=7454