2021年12月24日に全国公開した『劇場版 呪術廻戦 0』が、大ヒットスタートを切った。製作側の発表によれば、24日(金)から26日までの3日間で観客動員数は190万8053人、興行収入で26億9412万8150円と記録的なスタートを切った。
すでに3日間で大ヒット並みの数字で、上映が年末年始のホリデーシーズンが重なることもあり、さらに記録を伸ばすことになりそうだ。映画製作者連盟などの区分では2022年に組み込まれるが、2021年公開開始の映画としては、102億円を超えた『シン・エヴァンゲリオン劇場版』とトップを争うことになる。
爆裂なスタートになったのは、「週刊少年ジャンプ」に連載中の芥見下々の原作シリーズ、2020年秋から今年春までテレビ放送されたアニメの人気の高さが挙げられる。人気作品へのファンの期待に合わせて、大型プロモーションもうたれている。
また全国418館と大規模なスクリーンを確保、ファンのニーズの取りこぼしを回避した。深夜0時からの最速上映も含めた初日24日だけで観客動員数は77万2224人、興行収入10億7200万円。25 日が動員62万6110人、興行収入8億9200万円、26日が観客動員50万9719人 興行収入7億2900万円だった。
『呪術廻戦』は、人の負の感情から生まれた呪いを封じる呪術師を養成するために東京都立呪術高等専門学校に通うことになった高校生の虎杖悠仁らの呪いを巡る戦いを描いたダークファンタジーだ。今回の劇場版では、虎杖の先輩になる乙骨憂太の物語を前日譚として映像化した。本作のみでも独立したストーリーになっており、作品初見でも楽しめる。
『劇場版 呪術廻戦 0』
https://jujutsukaisen-movie.jp/
12月24日(金)・25日(土)・26日(日) 3 日間成績
全国418 館(IMAX 39 館含む)
計 190万8053 人 26億9412万8150 円
12月24日(金) 観客動員:77万2224人 興行収入:10億7225万2950円
12月25日(土) 観客動員:62万6110人 興行収入:8億9200万8700円
12月26日(日) 観客動員:50万9719人 興行収入:7億2986万6500円