2016年『君の名は。』、2019年『天気の子』と国民的な大ヒットを世に届けてきた新海誠監督の最新作の概要がいよいよ明らかになる。2021年12月15日に「新海誠監督の新作発表会見」が実施されることになった。
映画『君の名は。』公式Twitterや新海作品PRスタッフ公式Twitter、また記者会見を配信する東宝Movieチャンネルなどが発表した。配信は15日23時より、深夜帯になるが平日のため多くのファンが視聴できる時間となっている。発表会の様子は日本語のみとなり、後日、英語字幕が乗せられる予定だ。現段階では作品のタイトル、公開時期、スタッフなどは不明だが、こうした情報の公開が期待される。
毎年12月は映画配給会社の翌年以降に向けた公開スケジュール・ラインナップの発表が集中する時期である。これに合わせて製作発表・公開決定を告知することも多い。アニメでは荒木哲郎監督とWIT STUDIOの『バブル』、スタジオポノックの『屋根裏のラジャー』、プロダクション I.Gの『鹿の王 ユナと約束の旅』、さらに『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』などの新情報が相次いで発表されている。
また12月15日前後は、例年、映画配給大手の東宝のラインナップ発表が行われる。翌年の秋頃までの公開作品をいっきに明らかにする。
『君の名は。』、『天気の子』の両作品は東宝が配給、配信が東宝Movieチャンネルであることから、「新海誠監督新作発表会見」はこれに連動したものと見て間違いないだろう。そうなると公開時期は2022年が視野に入ってくる。
『君の名は。』、『天気の子』を通して国民的なアニメーション監督になった新海誠だけに、多くの人が次回作に期待している。どんな作品が飛び出すのか、大きな関心を集めそうだ。
東宝MOVIEチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCTDMT3aL30noTVFgNPA9XtQ