近年話題の海外長編アニメーション映画が集合、東京都写真美術館で3週間特集上映

映画

 ヨーロッパ、アメリカ、南米、ロシア、アジアと世界各国で、近年制作された傑作長編アニメーションを一同に会した特集上映が東京都内の東京都写真美術館で開催される。2021年8月31日~9月17日まで予定する「世界の秀作アニメーション 2021」だ。
 16日間(休館日除く)にわたり全15作品とプラスアルファの特別上映が用意されている。作品は日替わりで組まれ、1作品1500円、期間中は半券提示で次回以降1000円(税込)。複数作品鑑賞する観客にお得なシステムになっている。

 気になるラインナップは、とにかく豪華の一言だ。故高畑勲氏が絶賛したことでも知られるレミ・シャイエ監督の『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』、中国手描きアニメーションの革新とされる『羅小黒戦記(字幕版) 』、台湾の新星『幸福路のチー』、巨匠ミッシエル・オスロ監督の『ディリリとパリの時間旅行』、台湾の歴史を背景にした『幸福路のチー』など、ここ1、2年、アニメーション好きの間で話題になった作品ばかりだ。
 また国際映画祭でノミネート、受賞を重ねた作品がほとんどだ。選りすぐりのラインアップは、世界のトップクラスの映画祭も凌駕しそうだ。話題作だけれど、機会を作れずに見逃したといったファンに重宝されそうだ。

 期間中の15作品に加えて、特別上映も注目したい。9月23日に公開のレミ・シャイエ監督の最新作『CALAMITY(カラミティ)』を公開前に上映する。(応募抽選、受付は終了)
 さらに上映タイトルを明かさない先行試写会スニーク・プレビューを実施する。期間中の入場チケット2枚提示で1枚の招待券を先着150名にプレゼントする。

世界の秀作アニメーション 2021
https://riskit.jp/worldanimation/

【上映作品】
『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』
『マロナの幻想的な物語り』
『ホフマニアダ ホフマンの物語』
『ユーリー・ノルシュテイン監督特集』
『羅小黒戦記(字幕版) 』
『ナタ転生(字幕版)』
『白蛇:縁起(字幕版) 』
『新しい街 ヴィル・ヌーヴ』
『父を探して』
『Away』
『幸福路のチー』
『エセルとアーネスト ふたりの物語』
『大人のためのグリム童話 手をなくした少女』
『ディリリとパリの時間旅行』
『ファンタジア』

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