テレビ朝日HD第2Q増収増益 ネット事業はAbemaTV向けで躍進

ファイナンス決算

テレビ朝日ホールディングス(テレビ朝日HD)は、11月4日、2017年第2四半期の決算を発表、増収増益を確保した。連結売上高は1440億2300万円(3.3%増)、営業利益は96億6200万円(19.2%増)、経常利益は106億3000万円(12.6%増)、当期純利益は62億4900万円(5.4%増)。音楽出版事業は減収減益となったが、テレビ放送事業が堅調だった。
第2四半期までの業績を受けて、通期連結業績予想も上方修正を行った。売上高は2910億円、営業利益は155億円、経常利益は165億円、当期純利益は100億円、通期でも増収増益を確保する。

第2四半期で注目されるのは、インターネット事業の躍進である。2016年4月11日に開局したAbemaTV向にコンテンツの提供を開始したことで急伸した。売上高は28億9600万円から60億8300万円にほぼ倍増している。
インターネット事業が含まれるその他事業は、イベント、ショッピング、映画出資、DVDなどが売り上げを落としたが、全体でも売上高220億6600万円(17.5%増)、営業利益13億5900万円(139%増)と大きく伸びている。

テレビ朝日HDは、子会社テレビ朝日を通じてAbemaTVを運営する2015年4月に設立した株式会社AbemaTVの資本金3億円のうち40%を出資している。AbemaTVはテレビの様に観るスタイルを特徴する映像配信プラットフォームがユーザーの時事を受けている。スマートフォン向けのアプリは11月2日にダウンロード数が1000万を突破する成長をしている。
現在は先行投資している段階で黒字化していないが、テレビ朝日HDはコンテンツを提供するかたちで早くも利益としている。AbemaTVはスタートアップの番組充実のため、オリジナルコンテンツの制作、コンテンツ購入、広告費用などに約100億円を投資している。

このほかテレビ放送事業は売上高1226億1400万円(3.5%増)、営業利益は81億500万円(23.7%増)。スポット収入が伸びたほか、ビーエス朝日が増収増益だった。
音楽出版事業は、前年同期にあった人気アーティストのコンサートツアーの反動で減収減益だった。売上高53億6900万円(27.8%減)、営業利益2億7600万円(71.1%減)である。

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