マンガ、イラスト、CGアニメの各分野で日本でのプロデビューを目指す才能のためのコンテスト「京都国際マンガ・アニメ大賞 2021」が開催される。2021年5月11日より応募作品のエントリーを開始した。
京都国際マンガ・アニメ大賞は2015年にスタートした京都国際漫画賞を前身に、2020年よりマンガ・イラストにCGアニメを加えて京都国際マンガ・アニメ大賞となった。今回はジャンルを拡大して2年目になる。また京都からのコンテンツ発信もコンテストの狙いのひとつである。京都市の実施する「2021年度マンガ家を含むクリエイター志望者支援業務」の一環とされている。
コンテストの特徴は、世界中から応募者を募る国際コンテストとしていることだ。海外の優れた才能を発掘し、日本での活動の場を広げるとの狙いがある。すでに商業誌で活動しているクリエイターは応募できず、日本でのプロデビューを目指すことを募集要項に掲げている。
国際性を重視しており国籍は問わない。これまでの大賞受賞者のうち海外から応募のあった6人が国内外で商業デビューするなど確かな実績を残している。
2020年から新たに加わったCGアニメ部門は、1995年から続く老舗のコンテストを統合したものである。過去には新海誠、吉浦康裕、石田祐康、たつきが代表をつとめたirodoriなどが受賞にある。CGアニメでも才能発掘を目指す。
応募締め切りは、マンガ、イラストコンテストが2021年7月26日時まで、CGアニメが7月31日まで。3部門で優秀賞1作品、準優秀賞1作品、入賞3作品が選ばれる。さらに優秀賞のなかから大賞1作品決定する。応募は専用のウェブサイトへの投稿と分かりやすい。
受賞者には9月上旬ごろに通知があり、9月17日に京都にて授賞式を開催する予定だ。
京都国際マンガ・アニメ大賞 2021
マンガコンテストhttps://medibang.com/contest/kyoto-manga2021/
イラストコンテストhttps://medibang.com/contest/kyoto-illust2021/
CG アニメコンテストhttps://CGanime.jp/contest