六本木で「DC展」開催、コミック原画200点などでスーパーヒーロー辿る

「DC展 スーパーヒーローの誕生」

 「DC展 スーパーヒーローの誕生」 が、東京・六本木ヒルズ森タワーの東京シティビューで開催される。2021年6月25日(金)~9月5日(日)まで、 DCの特別総合展として貴重なコミック原画の数々が展示される。また映像作品で活躍した数々の品々もお目見えする。
 DCはマーベルと並ぶ米国の2大コミックス出版社で、バットマンやスーパーマン、ワンダーウーマンなどの様々なスーパーヒーローが活躍することで人気だ。作品やキャラクターはたびたび映像化され映画やテレビドラマでもお馴染である。

 展覧会はもともとはフランス・パリのArt Ludique-LeMuséeが、DCエンターテインメントとワーナー・ブラザース協力を得て「THE ART OF DC –THE DAWN OF SUPER HEROES」のタイトルで企画された。この海外巡回展として、日本に上陸する。
 日本展開催にあたっては、ワーナー・ブラザース コンシューマープロダクツが協力。また企画展の日本語監修を翻訳家・アメコミライターの光岡三ツ子氏が務める。

 展示の目玉となりそうなのが、200点近くにもなるオリジナルのコミック原画がである。DCコミックスの80年の歴史から初期の『アクション・コミックス』、『ディテクティブ・コミックス』、『バットマン』、『ワンダーウーマン』、『ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ』などの貴重な原稿が揃う。アメコミファンであれば思わず涙する逸品ばかりだ。
 さらに設定資料や映画の衣装、小道具なども集める。バットマンシリーズからはクリストファー・ノーラン監督の映画『ダークナイト』三部作に搭乗したバットポッドが登場する。バイク型で全長は約3.7mにも及びかなりの迫力になるだろう。また2016年公開のザック・スナイダー監督『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』で主演ヘンリー・カヴィルが着用したスーパーマンのコスチュームも目を惹きそうだ。

 8月13日には『ザ・スーサイド・スクワッド“極“悪党、集結』の全国公開も予定されている。こちらはジェームズ・ガン監督が、DCコミックの悪役たちが集結するスーサイド・スクワッドを新たに描く期待作。シリーズと映画の盛り上げにも一役買うことになる。

『DC展 スーパーヒーローの誕生』
2021年6月25日~9月5日
会場: 東京シティビュー(東京都港区 六本木ヒルズ 森タワー52階)
https://tcv-taod.roppongihills.com

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