来場者数35万7178人に 米国アニメエキスポ2017 前年比17%増で過去最高


 日本のアニメ、マンガ、音楽などをテーマに2017年7月1日から4日まで、米国カリフォルニア州ロサンゼルス市で開催されたAnimeExpo 2017がまた来場者数の記録を更新した。
 イベントの主催者の日本アニメーション振興会(Society for the Promotion of Japanese Animation (SPJA))は、本年の来場者数が前年比17%増、延べで35万7178人であったと発表した。チケット販売数を基にした実数でも11万5726人と前年比で15%増となった。

 これは今年から設けられたイベント前日のプレショウナイトの貢献が大きかった。これまでイベントは独立記念日を含む4日間の日程であったが、今年から前日午後にライブを中心とした企画を設け、実質4.5日間の開催となったからだ。プレショウナイトには8068人が訪れた。
 しかし、プレショウナイトを除外しても、来場者は10万7658人と、前年比7%増と過去最高を実現している。開催初日には受付のために長蛇の列が出来るなど、会場は連日大賑わいとなった。

 来場者数の増加は、近年、指摘される日本のアニメファンの増加が大きな理由とみられる。またファンがこれまで以上にライブイベントをエンタテイメントして楽しむようになっていることもある。
 こうしたファンのニーズに、主催者は近隣のJWマリオットホテルの会議場などを会場に加えることで対応した。プログラムの総計は前年比12%以上の800時間以上、企業ブースや物販・展示が行われるメインホールの面積も14%拡張し約450のブースが並んだ。

 アニメエキスポは1992年に米国を代表する日本アニメのイベントとしてスタートした。2000年代前半まで急成長したが、2000年代後半に業界の不振もあり伸び悩んだ。しかし、2013年以降、再び拡大の勢いを増しており、米国における日本アニメ人気復活の象徴ともなっている。
 すでに2018年の開催も発表されており、7月5日から8日までの4日間開催される予定だ。

AnimeExpo  http://www.anime-expo.org/

関連記事

ピックアップ記事

  1. アニメーションブートキャンプ 2017
     アニメーション制作の第一線で活躍するプロのもと、業界を目指す学生が4日間の合宿で技術を学ぶ「アニメ…
  2. 「デジタルコンテンツ白書2017」
     ますます変化の動きを早くしているコンテンツ産業を一望する書籍として活用されている「デジタルコンテン…
  3. オーライタロー氏、樋口真嗣氏
     生頼範義の大規模な回顧展が、2018年1月6日から2月4日まで東京・上野の森美術館で開催される。2…
ページ上部へ戻る