『GREAT PRETENDER』や『進撃の巨人』など人気作品のアニメーション制作でお馴染みのWIT STUDIOが、ストップモーションのアニメーション制作に進出する。2021年4月にオリジナル新作の『Candy Caries』を公開、合わせて社内にストップモーションの制作ラインを立ち上げたことを明らかにした。
ストップモーション・アニメーション制作ラインは2020年12月にスタートしており、『Candy Caries』が第1弾になる。『Candy Caries』は口の中に住み着く虫歯を主人公とした短編作品。プラスチックの板である「プラバン」を少しずつずらしたものを一コマずつ撮影することで動きを実現する。
ディレクターは『PUI PUI モルカー』で一大人気を巻き起こした見里朝希を起用している。プロデューサーは、WIT STUDIOの茨城スタジオ アニメーションプロデューサーで短編アニメ『とつくにの少女』のプロデュースも担当した山田健太が務めた。
WIT STUDIOはストップモーションへの進出の理由を、ジャンル拡張で新たな映像ニーズに対応したクリエイティブ活動を行うためとしている。これまでのスタジオカラーと違うストップモーションで新分野を開拓する。
今後も見里朝希を中心に、ストップモーション・アニメーションの制作を続ける。WIT STUDIOでは制作のスタッフの募集もしている。(http://www.witstudio.co.jp/recruit/)
『Candy Caries』
ディレクター: 見里朝希
アニメーションプロデューサー: 山田健太
2Dアニメーション: 田中正晃
音楽: やまだ豊
制作プロダクション: WIT STUDIO