『電脳コイル』の原作・監督で知られる磯光雄監督の新作オリジナルアニメ『地球外少年少女』が、2022年初春公開予定であることが明らかになった。2020年10月27日に発表され、同日公式サイトがオープン、ティザービジュアルも公開された。
22年に公開されれば、磯光雄監督にとっては2007年の『電脳コイル』以来、15年振りの新作になる。『電脳コイル』には熱心なファンが数多いだけに、大きな注目を集めることは間違いないだろう。
『地球外少年少女』は、2018年5月に一度 IGポートグループのSignal-MDのアニメーション制作で製作が発表されていた。しかしその後新たな情報が途絶えていた。
今回あらためての公開決定発表となるが、アニメーション制作はSignal-MDからProduction +h.(プロダクション・プラスエイチ)に変更されている。Production +h.はプロダクション I.G、Signal-MD出身の本多史典が2020年7月に東京都府中市に設立したばかり、早くも話題作の元請け制作を担当する。スタートから大きな注目を集める。
原作・監督・脚本の磯光雄、キャラクターデザイン担当の吉田健一は当初の発表から変わらない。作品公開は2022年初春予定としており、まだ1年あまり待つことになる。
磯光雄は1966年、愛知県生まれ。『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air』や『ラーゼフォン』、『KILL BILL』アニメパートなどの作画でアニメーターとして活躍した。2017年にNHKで放送された『電脳コイル』では、原作・監督として一躍注目を集める。
『電脳コイル』は電脳メガネなど未来的なガジェットを日常空間で表現したことなどが時代に先駆けたと話題を呼んだ。その磯監督が2022年にどんな物語を世の中に届けるのか、ファンだけでなく多くの人をワクワクさせそだ。
『地球外少年少女』
https://www.chikyugai.com/
Production +h.
https://plsh.co.jp/