ハピネット、映画製作・配給のファントム・フィルムを買収・子会社化

提携

 エンタテインメント事業のハピネットが、映画事業の拡大を狙いファントム・フィルムを子会社化する。2020年9月29日、ハピネットは映画製作・企画・配給・宣伝のファントム・フィルムの全株式を10月1日づけで取得することを明らかにした。
 ハピネットの映像音楽事業の強化の一環で、株式取得を通じて完全子会社化する。株式の取得先と取得価額については秘密保持義務から非公開としている。

 ハピネットは玩具・ゲーム、映像・音楽流通の大手企業として長年知られてきた。しかし近年は自らコンテンツを創出する映像音楽事業やカプセル玩具の運営など事業の多角化に取り組んでいる。
 映像事業では、邦画やアニメなどへの製作投資もしている。2020年に幹事作品として長澤まさみ主演の『MOTHER マザー』を手がけている。

 ファントム・フィルムは、2003年に設立。従業員数は20人と小振りだが、洋画の輸入・配給・宣伝、邦画の企画・製作・配給・宣伝を幅広く手がける。売上高は2019年9月期で9億6300万円営業利益は1700万円、過去3年だけでも黒字を維持している。
 良質なインディペンデントの作品に定評があり、現在公開中でスマッシュヒットになっているBLがテーマの『窮鼠はチーズの夢を見る』、話題のスリラー映画『ミッドサマー』なども手がける。ハピネットもこれまでも邦画・アニメを手がけてきたが、ファントム・フィルムのノウハウを活用することで事業を強化出来るとみたようだ。とりわけ洋画分野は、ハピネットの事業範囲を広げることになりそうだ。

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