日本アニメーション学会がオンライン開催、渡辺泰追悼シンポジウム等

学問

 アニメーションの学術研究を目的とし日本アニメーション学会の第22回大会が、2020年はオンライン上で開催される。大会は9月12日(土)と13日(日)の2日間、シンポジウムや研究発表などを実施。オンライン上のやりとりは、オンラインミーティングシステムのZOOM等を用いる。
 参加にあたっては、事前に大会ウェブサイトにてアカウントを作成する必要がある。クレジットカードか銀行振り込みをすると参加可能になる。

 アニメーション学会は、これまでシンポジウムや研究発表などを学会会員以外の聴講を公開してきた。オンライン開催でもこれを踏襲している。最新の学術研究を広く伝え、知るためのよい機会となる。
 参加費は会員(一般)3000円、非会員(一般)2000円、学生は会員・非会員共に1000円である。会場での直接討議などは出来なくなるが、地方や時間的な都合で参加が難しかった人たちが、参加出来るのは利点だろう。

 大きな特集は12日の「渡辺泰先生追悼シンポジウム」だ。2020年3月27日に逝去した名誉会員の渡辺泰氏を偲ぶものになる。
渡辺氏は日本のアニメーション研究の草分けで、『日本アニメーション映画史』などで知られている。日本アニメーション学会特別賞や文化庁メディア芸術祭功労賞、東京アニメアワードフェスティバル功労賞などを受賞している。
 当日は、鈴木伸一氏や竹内オサム氏、安井喜雄氏、横田正夫氏、小出正志氏、桑原圭裕氏らが渡辺氏の思い出を語る。またトークも予定する。

 13日は優れた研究を顕彰する学会賞の授賞式を行う。また昨年日本アニメーション学会賞を受賞した西村智弘氏が「日本におけるアニメーション概念の成立」をテーマに記念講演をする。
 研究発表は3つのセッションに分れて、12本。アニメーション教育や歴史、産業、メディアなど様々な題材での発表となる。詳細は日本アニメーション学会のサイトにて確認できる。

日本アニメーション学会第22回大会
https://www.jsas.net/archives/category/convention

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