国内のアニメーターと演出のための団体である日本アニメーター・演出協会(JAniCA)の新しい代表理事に入江泰浩氏が就任した。JAniCAは7月28日に定例理事会を開催、このなかで入江泰浩氏が選出された。また副代表理事は、前代表理事の井上俊之氏が就く。
理事には笹木信作氏、徳野悠我氏、ヤマサキオサム氏、吉本拓二氏、そして監事として桶田大介氏が運営を支える。ただし、井上氏、ヤマサキ氏、桶田氏の3名については、理事・監事の立候補者数が定員に満たなかったため重任として、欠員が補充されるまでとしている。
代表理事となった入江氏は、『天空のエスカフローネ』などでアニメーターとして活躍、さらに演出・監督としても多くの作品に携わってきた。監督作品には『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』『CODE:BREAKER』などがある。
JaniCAは、アニメの作り手であるアニメーター、演出の交流や、生活・福利厚生の向上、アニメーション文化の発展を目指して2007年に設立された。現在は、勉強会の開催や人材育成、文芸美術国民健康保険加入などを提供している。
日本アニメーター・演出協会
http://www.janica.jp