国内を代表する少年マンガ誌「週刊少年チャンピオン」が、2019年に50周年を迎える。これを記念した秋田書店は「創刊50周年キービジュアル」を発表、さらに「週刊少年チャンピオン50周年特設サイト」をオープンした。半世紀にわたり日本のマンガ文化を支えてきたブランドを盛り立てる。
記念キービジュアルには、現在連載中の人気作品と、これまで誌面で活躍してきた作品が共に集合している。50周年の節目に相応しものとなった。
また記念サイトもコンテンツが多彩だ。スタートの時点では、週刊少年チャンピオン」の歴史を追った年表、過去の表紙などが並ぶギャラリー、さらに『750ライダー』の石井いさみのインタビューなどが掲載されている。
とりわけ目玉となりそうなのが、チャンピオン作品の無料公開。『弱虫ペダル』、『BEASTARS』、『バキ道』といった連載作品から各1話、第1弾として『750ライダー』の第1話も用意した。
「週刊少年チャンピオン」は、1969年7月に創刊。「週刊少年マガジン」(講談社)、「週刊少年サンデー」(小学館)、「週刊少年キング」(少年画報社)、「週刊少年ジャンプ」(集英社)と共に、週刊少年マンガ5大誌として長年親しまれてきた。(「週刊少年キング」は1988年に休刊)。
5大誌のなかでは最後発ながら、個性たっぷりのタイトルで人気集めてきた。初期には永井豪、石ノ森章太郎、横山光輝、藤子不二雄Ⓐといった作家が活躍した。『ドカベン』(水島新司)、『ブラック・ジャック』(手塚治虫)、『がきデカ』(山上たつひこ)といった大ヒット作がある。近年も『弱虫ペダル』(渡辺航)が大きなヒットになっている。
週刊少年チャンピオン50周年特設サイト
https://weeklychamp.com