Japan Content Showcase2018(JCS2018)が、10月23日~25日までの3日間、東京・池袋ほかで開催される。東京国際映画祭に合わせ国際コンンテンツ見本市で、映画、放送番組の分野では国内最大規模を誇っている。映像関連の海外ビジネスの重要なハブである。
アニメーションにとっても、海外取引の場として積極的に活用されている。春のAnime Japanと並ぶ、秋のビジネスの中心である。
2018年は、アニメビジネスの存在がますます大きくなりそうだ。JCS事務局によると、2018年の会場への出展でアニメーション分野の出展者が8月15日までに前年比で17.8%増と高い伸びとなった。またキャラクター関連の出展者も32.4%と大きい。
JCSは2018年の全体のテーマとして「IP(知的財産)」「Book Adaptation(書籍の映像化権)」に定めている。映像番組以外のライセンンスの強化を打ち出している。IPの多角的な運用と結びついたアニメ・キャラクターは、テーマに沿ったものとも言える。さらにライセンスビジネスの重要性が増しているグローバルビジネスのトレンドにも乗っている。年々着実に成長するJCSだが、映像番組だけでなく、IPも含めた総合コンテンツマーケットとして、さらなる拡大を目指すことになる。
また海外からの注目も増している。こちらも8月15日までで出展ブースは13%増となった。ルーマニアとマルタが初出展することも決定している。アジアを代表する国際見本市としても、着実に実績を重ねる。
出展団体リストは近日公開予定、また9月6日までは、バイヤー及び来場者の早割登録を受け付けている。
Japan Content Showcase2018(JCS2018)
https://www.jcs.tokyo/ja/