2014年にスタートした東京アニメアワードフェスティバルの第6回目、「TAAF2019」の開催が発表された。2019年3月8日)から3月11日までの4日間、東京・池袋を会場に実施される。
東京アニメアワードフェスティバルは、アニメーション文化と産業の振興に毎年春に行われている。国内作品だけでなく、コンペティションや特別上映を通じて世界の優れた作品を上映、紹介する。アニメーションに特化した国内で数少ない国際映画祭のひとつである。
開催期間は4日間ではあるが、内容はたっぷりだ。映画祭の目玉となる国内外の応募作からセレクトされたコンペティション部門、国内の商業アニメの優秀作が登場するアニメ オブ ザ イヤー部門、長年の功労者を顕彰するアニメ功労部門がある。
また子ども楽しめるこどもアニメーション部門や企画上映もある。引き続き幅広い層が楽しめるイベントとして人気を集めそうだ。
開催決定と合わせて、さっそくコンペティション部門の作品募集がスタートした。長編と短編のふたつに部門で作品のエントリーを求める。
応募条件は、2017年以降に完成したアニメーションであること。制作者の国籍は問わず、プロ・アマの区別も設けない。締め切りは短編が2018年10月31日、長編は11月10日。応募作品選考委員による選考を通じてノミネートを決め、映画祭会期中に上映される。
2018年の長編グランプリは台湾のソン・シンイン監督の『オン ハピネス ロード』、短編グランプリは米国アカデミー賞にもノミネートされたマックス・ポーター、ルー/クワハタ監督の『ネガティブ・スペース』だった。2019年も注目の作品の登場が期待される。
東京アニメアワードフェスティバル 2019
http://animefestival.jp/ja/
2019年3月8日(金)~11日(月)
会場: 東京・池袋
主催: 東京アニメアワードフェスティバル実行委員会、一般社団法人日本動画協会
共催: 東京都
事務局: 東京アニメアワードフェスティバル実行委員会事務局(一般社団法人日本動画協会内)