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仏・アヌシー映画祭TV作品部門に日本アニメ5作品 WITスタジオ、SARU、京アニなど
- 2026/4/28
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世界最大と知られるフランスのアヌシー国際アニメーション映画祭が、短編や長編だけでなくテレビ番組やCM、MVなども広く扱っていることはあまり知られていないかもしれない。テレビ/シリーズ作品は「TV Film」として、CM、MV、プロモーション映像は「Commissioned Films(受託作品)」として毎年コンペティションが設けられている。
2026年はこのうちTV部門に日本から5作品がオフィシャルコンペインした。2021年に湯浅政明監督の『日本沈没2020』が審査員賞を受賞したことはあるが、これまで日本作品が多い部門ではなかっただけに注目される。
コンペインしたのは、『Candy Caries』、『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』、『天幕のジャードゥーガル』、『二十世紀電氣目録-ユーレカ・エヴリカ-』、『タコピーの原罪』の5作品。いずれも日本では放送開始前から注目度の高い作品だ。応募作品のレベルの高さが、コンペインの数を押し上げたといえそうだ。
公式セレクションには、これまでにもアヌシーに縁のあった作品が多い。『天幕のジャードゥーガル』は、『聲のかたち』『きみの色』などで過去にもコンペインの経験がある山田尚子が総監督。制作もアヌシーでお馴染みのサイエンスSARUである。監督はスペイン出身のアベル・ゴンゴラである。
『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』もサイエンスSARU制作だ。サイバーSFの人気シリーズ『攻殻機動隊』の最新シリーズをこれまで作品の多くを手がけたプロダクション I.GでなくサイエンスSARUが担当した。アヌシーがプレミア公開の場となる。
『二十世紀電氣目録-ユーレカ・エヴリカ-』は京都アニメーションが制作、太田稔が初監督を務める。Netflixでの独占配信が予定されている。
『Candy Caries』は、ストップモーションで近年注目を集める見里朝希が監督。『My Melody & Kuromi』に続き、WIT スタジオでの制作となる。見里監督が大学院の卒業制作『マイリトルゴート』にて世界で多くの受賞経験がある。
『タコピーの原罪』は飯野慎也が監督したミニシリーズだ。制作は新興のENISHIYAで、「ジャンプ+」の連載されたタイザン5のマンガを原作にしている。
テレビ部門のコンペインは全部で32作品もがラインナップされている。会場では作品の種類に従って、5つのプログラムに分けて上映される。
コンペティション以外にも、企画段階の作品を紹介するワーキングプログレスでもテレビシリーズ作品が取り上げられている。作品数は3本と少ないが、ひとつが『鉄腕アトム』のリブート版『Astro Boy Reboot』である。
原作は手塚治虫の代表作として名高く、これまで国内外で何度となく映像化されたが、今回は日本、フランス、ドイツ合作で3DCG、フランスのMETHOD ANIMATION制作する。放送もフランスのTF1が決まっているようだ。











