
トレーディングカードゲームなどエンタテイメント事業のブシロードが、アニメーション制作会社サンジゲンの持株比率を引き上げた。2025年10月17日に発表された。
ブシロードはサンジゲンが第三者割当で新たに発行した株式を引き受けるかたちで出資、持株比率は14.4%に上昇する。新株の引き受け価額は非公表。
サンジゲンは2006年に設立されたCG制作に特化したアニメーション制作会社。『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』『ブブキ・ブランキ』などの代表作がある。人気シリーズの「BanG Dream!」、「D4DJ」などを通して、ブシロードとの関係は深い。
サンジゲンの株式の多くは親会社であるウルトラスーパーピクチャーズが保有するが、ブシロードは2019年にも8.2%の株式取得をして資本参加をしていた。同時に業務提携を結んでいる。
今回の追加出資により、サンジゲンの制作基盤の安定化と設備投資、制作力の強化を資本面から支援する。今後もサンジゲンとの協力体制の強化と、継続的な作品創出を目指すとしている。