ラノベ出版・アニメ製作のオーバーラップ 東証グロース市場上場へ

ファイナンス決算

 ライトノベルやアニメ製作のオーバーラップホールディングスが、東証グロース市場に上場することが決定した。2025年8月28日に東京証券取引所が上場承認をした。売り出し価格は9月25日に決定し、2025年10月3日上場を予定している。

 オーバーラップは代表取締役社長の永田勝治氏らが、2011年に設立したベンチャー出版社だ。永田氏はリクルート系の出版社メディアファクトリーでの経験が長く、同社が2011年に角川グループホールディングス(現KADOKAWA)に買収された際に独立した。
 2013年に「オーバーラップ文庫」を創刊、このほか「オーバーラップノベルス」、「オーバーラップノベルスf」、Webマンガ誌「コミックガルド」といったレーベルを展開している。『ありふれた職業で世界最強』、『最果てのパラディン』といった代表作がある。
 アニメ化の原作許諾のほか自社原作作品の製作委員会出資も積極的だ。またポケモンのゲーム攻略本といった書籍も手がける。

 2022年に日本企業成長投資がアドバイザリーとなり、NICの5つのベンチャーファンドから出資を受けた。今回の上場にあたってはこれらのファンドが保有株式を放出する。
 また2022年に現在のオーバーラップホールディングスの下に、オーバーラップとオーバーラップ・プラスを置く経営体制とした。グループ連結売上高は2024年8月期で84億円、当期純利益は11億円。従業員はグループ全体で67名となっている。

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