エンタテインメント・不動産・飲食事業を手がけるヒューマックスグループは、映像・メディア関連事業を主にするグループ3社を2024年4月1日に合併する。統合されるのはヒューマックスシネマ、ヒューマックスエンタテイメント、ヒューマックスコミュニケーションズの3社で、存続会社となるヒューマックスシネマは、4月1日付でヒューマックスエンタテインメンに社名を変更する。
合併後は、映像、音楽、ライブシアター、アミューズメントを中心とした総合エンタテインメント企業となる。ヒューマックスは3つの分散する事業会社を1つにまとめることで、効率化とシナジー効果が実現するとしている。また新会社を軸の総合エンタテインメントを不動産、飲食店と並ぶ第3の事業の柱とするとしている。
映画ファンにとっては、ヒューマックスは「HUMAX CINEMA」ブランドのシネコンでお馴染みだ。渋谷、池袋、横須賀、成田の4拠点で25スクリーンを運営する。このほか新宿BLAZEと新宿FACEのライブホールも持つ。
一方、映像関連では「V☆パラダイス」「V☆パラTVプラス」を運営、映像・音響編集のポストプロダクション、レンタルスタジオを運営する。新会社には、さらにボウリング場の新宿コパボウル、スポーツエンタメパークのクロスポ八王子店も加わる。