日本アニメーション協会(JAA)は、今夏、2023年8月4日から8月7日まで、東京・六本木の、国立新美術館3F講堂・研修室にてアニメーション上映イベント「イントゥ・アニメーション8」を開催する。JAA会員による100本を超える作品上映やトークイベント、ワークショップなどを実施する。
4日間の開催期間中は、JAA会員が制作する近作・最新作をたっぷりと紹介する。「ファンタジー」「アドベンチャー」「テクニック」「ヒューマンドラマ」「ファミリー」の5つのテーマ別の上映。「90年代アニメーション」、「実験アニメーション」や「韓国インディペンデント・アニメーション」、「コマ撮りアニメーション」など特集も多彩だ。2021年に逝去した大塚康生氏を追悼するプログラムも注目のひとつだ。
またアニメーション体験ワークショップ映像、展示コーナーなども様々なかたちでアニメーションの魅力を体験できる。
日本アニメーション協会は、1978年に設立されたアニメーション文化の振興と会員の親睦を目的とする団体。初代会長は手塚治虫が務め、アニメーション作家、制作者、研究者などが加入する。現在の会員数は約200名。
現在はアニメーション作家の水江未来氏が会長となっている。水江氏は、今回はフェスティバルディレクターも務め、メインビジュアルもデザインするなど大きく活躍する。
イントゥ・アニメーションは、1997年に初めて実施された。第6回より国立新美術館を会場としている。
2017年8月の第7回が最新で、コロナ禍を挟んだことにより今回は6年ぶりの実施となる。それだけに、パワーも爆発しそうだ。
イントゥ・アニメーション8
公式サイト http://www.jaa.gr.jp/into