2020年2月に、東京・秋葉原に設立された映像・アニメーションの企画・制作会社Yostar Picturesが、いよいよ自社オリジナル企画の作品制作に乗り出す。2021年1月6日付で、アニメ・映像監督のさとうけいいち氏が原作開発をするオリジナル映像作品を制作することを明らかにした。
作品の詳細は今後、発表する。さとうけいいち氏は、『TIGER & BUNNY』や劇場アニメ『アシュラ』、実写『黒執事』などの監督を務めて、数々のヒット作がある。ヒットメーカーが新たに生み出すクリエイティブには注目が集まりそうだ。
また今回のプロジェクトに先立って、さとうけいいち氏がYostar Picturesの制作顧問に就任した。またオリジナルIP部門の責任者も兼任する。
アニメ・映像作品のヒットメーカーであるさとう氏のクリエイティブとそのノウハウをYostarグループのリソースと組み合わせることでシナジー効果を狙う。
Yostarグループは、2017年にYostarを設立。『アズールレーン』や『アークナイツ』といった中国でヒットしたアプリゲームの日本語ローカライズ版の運営で急成長をしている。さらにアニメ分野への進出を目的に、Yostar Picturesを設立した。取締役にはアニメ分野で経験が深い柴田進氏、トリガー出身の稲垣亮祐氏、斉藤健吾氏も参加している。
これまではPV映像などが事業の中心であったが、さとう氏と手を組むことで、本格的な自社オリジナルコンテンツに乗り出すことになる。
さとうけいいち氏は、大ヒットアニメシリーズ『TIGER & BUNNY』の監督で知られているが、アニメだけでなく、実写、CG、メカニックデザインなど多彩な分野で活躍する。2000年代を代表するCGアニメ『鴉 -KARAS-』の原作・監督や劇場アニメ『GANTZ:O』、実写『黒執事』、劇場アニメ『アシュラ』など新しい映像への挑戦でも定評がある。新たな場での今後の活躍が期待される。
Yostar Pictures
http://www.yostar-pictures.co.jp/