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Netflix、2019年に日本で一番観られたアニメは「ULTRAMAN」、初のランキング発表
- 2019/12/30
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2019年の映像業界の大きな話題は、サブスクリプション型の映像配信プラットフォームの拡大だ。なかでも注目を集めたのは、契約数を大幅に伸ばし300万世帯を突破したNetflixである。
同社の2019年のもうひとつの大きな変化は、これまでほとんど外に出さなかった視聴者情報の一部を公開しはじめたことだ。2019年12月30日には、今年の集大成ともいうべき気になる話題がNetflixから発表された。2019年に日本のNetflixで最も観られた作品のランキングである。Netflixが日本でのランンキングを発表するのは今回が初めてだ。
ランキングは「note」に設けられた同社の公式サイトにて「What’s Hot? 2019」とタイトルして公表した。
総合ランキングに当たる「最も観られた作品」をはじめ、「最も観られた映画」「最も観られたシリーズ」「最も観られたアニメ」「最も観られたリアリティドラマ」「最も観られたドキュメンタリー」の6分野に分けられて、いずれもTOP10を紹介している。
note Netflix公式アカウント
“What’s Hot? 2019” https://note.com/netflix/n/n9767221d5301
総合ランキングの1位は、2019年に大きな話題を巻き起こした『全裸監督』だ。80年代のアダルトビデオ業界をテーマに、当時監督・実業家として活躍した村西とおるをモデルにしたオリジナルの大型実写ドラマである。2019年のNetflixの躍進の原動力ともされたが、数字でも裏付けた。本作は「最も観られたシリーズ」でも1位になっている。
2位以降も、Netflixのオリジナル番組が続く。2位はリアリティ番組で1位の『TERRACE HOUSE: TOKYO 2019-2020』、さらに5位、6位に『リラックマとカオルさん』『ULTRAMAN』。これらは全てNetflixの日本オリジナルにあたる。
3位はNetflixオリジナル映画の『6アンダーグラウンド』。マイケル・ベイ監督がライアン・レイノルズを主演に撮ったアクション映画だ。
オリジナル番組以外からは、4位の『銀魂2 掟は破るためにある』がトップ。こちらは邦画の1位でもある。
オリジナルアニメに力を入れることでも知られるNetflixだが、年間ランキングにアニメ部門があるのも同社らしい。アニメ部門の1位はアニメシリーズ『ULTRAMAN』である。神山健治、荒牧伸志の両監督が指揮を執りフル3DCGで制作された大作だ。
総合ランキングではストップモーション・アニメーションの『リラックマとカオルさん』が上位になったが、Netflixでは同作は「ANIME」のジャンルには区分していないようだ。『リラックマとカオルさん』はシリーズ部門でも第2位と高い人気を誇っている。
アニメ2位には鳴り物入りで配信を発表した『新世紀エヴァンゲリオン』。3位以降は『ワンパンマン』『ケンガンアシュラ』『進撃の巨人』が続く。Netflixでは世界的にアクション・SF・ファンタジーが受けているとされるが、日本でも同様に傾向があるようだ。
アニメファンから支持の高いラノベ原作の異世界モノ作品『慎重勇者〜この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる』、『ありふれた職業で世界最強』が9位、10位に入ったのも目を惹く。
「note Netflix公式アカウント」(https://note.com/netflix)では、12月30日から1月1日までの年末年始にこれ以外にも特集記事を随時更新していく。
【最も観られたアニメ TOP10(日本)】
1.ULTRAMAN
2.新世紀エヴァンゲリオン
3.ワンパンマン
4.ケンガンアシュラ
5.進撃の巨人
6.七つの大罪
7.7SEEDS
8.Dr.STONE
9.慎重勇者〜この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる
10.ありふれた職業で世界最強
【最も観られた作品 TOP10(日本)】
1.全裸監督
2.TERRACE HOUSE: TOKYO 2019-2020
3.6アンダーグラウンド
4. 銀魂2 掟は破るためにある
5.リラックマとカオルさん
6.ULTRAMAN
7.娼年
8.新世紀エヴァンゲリオン
9.ウィッチャー
10.アクアマン