バンダイナムコがカジノ向けゲーム機器に進出 豪企業と提携、IP活用で新分野開拓

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2016年9月28日、ゲーム大手のバンダイナムコエンターテイメントは、海外でのカジノ・ゲームミング機器市場に進出すると発表した。オーストラリアにあるこの分野の大手企業アインズワースゲームテクノロジー(Ainsworth Game Technology Ltd.)と業務提携を結んだ。カジノ向けのゲーミング機器を共同開発する。
アインズワースは筐体開発と製造を担当、同社の持つ技術力を活かす。バンダイナムコは国内のゲーム事業でも得意としているIP(知的財産)活用のノウハウを提供する。またグライフィックやサウンド、さらにゲームの演出などのソフト面を手がける。両社の得意分野を活かすことでエンタテイメント性豊かな筐体を実現する。開発された機器はカジノ・ゲーミングの主要市場である北米やオーストラリアを中心に稼働する予定だが、稼働時期は未定としている。
またバンダイナムコはアインズワースとの業務提携以外でも、海外におけるカジノ向けゲーム機器市場を積極的に開拓する構えだ。ここでもIPを積極的に活用し、IPの認知度向上にも活かす。

国内では解禁されていないカジノだが、北米やアジア、ヨーロッパでは合法化されている地域が多く、年間の市場規模は約10兆円とされている。なかでもスロットを中心とするゲーミング機器は人気が高い。海外にはゲーミング機器の巨大市場が広がっている。
ゲーミング市場への進出は、すでに国内ではゲーム大手のコナミやセガサミーが先行している。コナミは1990年代半ばより事業進出しており、機器とシステム運営で年間300億円を超える売上げとなっている。バンダイナムコはこれに続く。

すでに競争の激しい市場だけに、バンダイナムコは強みとするIPをどう活用するのか、差別化が可能なのかが成功の鍵になる。日本では、パチンコやパチスロなどの遊技機に、アニメやマンガ、ゲーム、映画のキャラクターを活用することが多い。こうしたことがゲーミング機器でも実現するかもしれない。
海外のカジノで、日本のキャラクターと思わぬ出会いをする日が来るのか。バンダイナムコが今後、この分野をどの様に展開するのか注目だ。

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