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スクエニ、中央大学に寄付講座 ゲームの法律や開発技術がテーマ
- 2019/1/4
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ゲーム大手のスクウェア・エニックスが、教育機関におけるゲーム関連教育の支援に積極的だ。同社は中央大学国際情報学部にて、ゲーム関連の寄付講座を設置する。講座は国際情報学部の学生を対象に2021年度の開講を予定している。 講座名や受講条件などは今後発表する。
寄付講座はスクウェア・エニックスと中央大学が締結した連携協定の一環である。協定ではグローバル人材の育成を目的に、人や知識の資源の交流と活用を目指すとしている。
中央大学国際情報学部は2019年4月から都内市ヶ谷にキャンパスを持つ新学部として開設される。工学と法学を融合して学ぶことで国際的に活躍する人材の育成を目指す。
スクウェア・エニックスの講座も、ゲームを基盤とした講義であると同時にこうした方向性に沿ったものとなる。グローバル化の進むエンタテインメント産業の人材育成が目的だ。
工学サイドからは「情報の仕組み」としてコンテンツ開発技術を取り上げる。ITや映像制作、AIなどを網羅する。
法学サイドは「情報の法学」がテーマ。ゲーム事業の世界展開に必要な法規制や文化慣習、ルールなどの実務面と多面的な内容とする。
スクウェア・エニックスは、日本を代表するゲーム会社のひとつ。ゲーム機器ソフトのほか、アーケードゲーム、スマホアプリゲームなどを幅広く展開する。「ドラゴンクエスト」シリーズ、 「ファイナルファンタジー」シリーズなどのヒット作がある。また出版など多角的な事業を手がける。
同社は2018年秋には、東京藝術大学大学院映像研究科と協力して展示企画「東京藝術大学ゲーム学科(仮)」を開催した。さらに今年4月から同研究科内に設置されるゲームコースにも講師を派遣、共同研究をするとしている。アカデミックとの連携に積極的だ。