タカラトミー、減収減益から増収増益に上方修正 「リカちゃん」「プラレール」好調

ファイナンス決算

 玩具大手のタカラトミーの業績が好調だ。2018年10月26日に2019年3月期に第2四半期、通期連結予算の業績予想の修正を発表したが、いずれも前年比減収減益から増収増益に変更された。定番商品を中心に、玩具販売が当初予想を上回っているためだ。
 通期連結売上高は17200億円から17850億円に、営業利益は100億円から135億円へ、経常利益は95億円から135億円へ、当期純利益は60億円から85億円へ、それぞれ見通しを引き上げた。利益面での伸び率が大きい。

 業績予想の修正は第2四半期までで販売の好調が続いているためである。定番商品では、「リカちゃん」「プラレール」関連商品が牽引した。またトレーディングカードゲームの「デュエル・マスターズ」、サプライズドール「L.O.L. サプライズ!」も好調だ。さらに海外向けではメディアミックスで展開する「ベイブレードバースト」の輸出が増加している。
 こうした業績は第2四半期だけでなく、通期の連結業績予想にも及ぶとしての修正になる。玩具会社は年末年始の商戦に対する年度業績の依存が高い傾向にある。年末年始前に通期業績には慎重な傾向が強い。そのなかでの修正は年度を通じての事業にも自信を深めていると考えてよさそうだ。
 タカラトミーは、過去2年間で業績の伸びが続いている。今回の修正を受けて4期連続の売上高増、3期連続の純利益増が視野に入る。

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