グリーとアイディアファクトリー 「オトメイト」のVTuberプロジェクトで新会社設立

REALITY Factory

 グリーがVTuberビジネスの開発のため設立したWright Flyer Live Entertainment(WFLE)とゲーム会社のアイディアファクトリーが、共同出資の新会社REALITY Factoryを設立することで合意した。リアルイベントでのバーチャルYouTuberに特化したプロデュースを目指す。
 アイディアファクトリーはゲーム関連の有力企業で、女性向けゲームで強みを発揮する。同社の「オトメイト」ブランドは、「薄桜鬼」シリーズや「AMNESIA」シリーズなど女性向け市場で数々のヒットを飛ばしている。ゲームだけでなく、アニメ化やドラマCD、ライブイベントなど多面的な展開を続けている。2018年2月には、作品の世界観を体験出来る場所として「オトメイトビル」を東京・池袋にオープンした。

 REALITY Factoryでは、アイディアファクトリーの得意とするこのオトメ向け分野をVTuberと結びつけたプロジェクトを進める。またオトメイトビルを積極的に活用する。
 まずはオトメイトビルにて、VTuberが出演する「会いに行けるVTuberイベント」を定期公演する。イベントには、オトメ向けVTuberとして活動するアモン・フロックハートや、人気タイトルのVTuberの出演が予定されている。
 
 WFLEはグリーの100%子会社だ。新時代のエンタテイントコンテンツとして期待されるVTuberの領域で新ビジネスを担当している。VTuberの発掘や育成、マネジメント、さらには動画番組の企画・制作・配信も目指している。またこの8月にはVTuber専用のライブ配信プラットフォーム「REALITY」もスタートしたばかりだ。

 WFLEとアイディアファクトリーによればVTuberは、大きなブームにも関わらず、現在は本格的に活動しているものはまだ数が少ない。またファン獲得や収益化にも課題があるという。
 VTuberの中でも女性向け市場にフォーカスすることで、こうした課題のクリアーを目指すことになる。またVTuberと言えば、PCやスマホでの視聴体験に注目しがちだが、敢えてファンを屋外に送り出すリアルイベントを中心にするのもこのプロジェクトの特徴だ。REALITY Factoryの挑戦は、関心を集めそうだ。

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