ゴジラが中国上陸「Godzilla: 怪獣惑星」9月21日より公開スタート

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 日本が誇る怪獣映画の大スター「ゴジラ」が、いよいよ中国本土のシルバースクリーンにデビューする。国内では2017年に全国公開された劇場アニメ『GODZILLA 怪獣惑星』が、2018年9月21日、中国公開されることが明らかになった。
 『GODZILLA 怪獣惑星』は、1954年に映画『ゴジラ』から始まるシリーズ初の劇場アニメ。当初より3部作が予定されており、『GODZILLA 怪獣惑星』はその第1章にあたる。日本では2018年11月9日に最終章『GODZILLA 星を喰う者』が公開される。シリーズ完結に向けて、タイミングのよいグッドニュースになった。

 作品はゴジラをモチーフにしながらも、従来のシリーズから様相を一変する。恒星間移民船をスタートに壮大な宇宙、そして1万年後の地球を舞台にする。監督に名探偵コナン劇場シリーズの静野孔文氏、『BLAME!』の瀬下寛之氏、脚本に『魔法少女まどか☆マギカ』の虚淵玄氏を迎える。またアニメーション制作は、日本を代表するCGスタジオのポリゴン・ピクチュアズが手がけた。
 ゴジラシリーズとしては大胆な異色作ともいえるが、中国で日本のゴジラ映画が上映されるのはこれが初になる。一方で、2014年にはレジェンダリー版『ゴジラ』が、4億8000万元のヒットとなっているから、キャラクターの知名度は高い。

 2015年『STAND BY ME ドラえもん』、2016年『君の名は。』と大ヒットがあり、また公開本数が二桁に乗った2017年に較べて2018年は日本アニメの中国公開は冴えない。現在までで公開本数は3本、興行収入は『ドラえもん のび太の宝島』の2億元が一作品が頑張る。『GODZILLA 怪獣惑星』がどのような評価を受けるのかが気になるところだ。
 2018年は実写映画のほうがより堅調かもしれない。公開は日本実写映画の興行収入で新記録を作った『万引き家族』(9600万元)を筆頭に6本、9月14日には『鎌倉物語』、『君の膵臓をたべたい』が公開される。中国における日本映画の新潮流として注目される。

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