仏アニメーション国際見本市MIFA、参加者が前年比23%増 日本の存在感も増す

MIFA 東京都ブース

 2018年6月12日から15日まで、フランス・アヌシー市で開催されたアニメーションの国際見本市MIFAが大盛況で幕を閉じた。主催者であるCITIAの発表によれば、4日間の参加者は世界74ヵ国から約3800人、前年比で23%増となった。参加者数の伸び率は前年の9%増を大きく上回った。
 参加者数で過去最高記録を11年連続で更新。世界のアニメーション業界のなかでのMIFAの役割をさらに大きくし、見本市としてさらなる成長を実現した。

 MIFAは世界最大のアニメーション映画祭であるアヌシー国際アニメーション映画祭の併設見本市として1985年にスタートした。芸術面を支える映画祭と、ビジネスを支えるMIFAで対をなす。アヌシーがビジネス面に力をいれはじめた2000年代半ば過ぎから着実に成長している。アニメーションが世界の映画界において存在感が増しているトレンドも掴んだ。
 2018年の参加者のうち、作品を買い付けるバイヤーや配給会社、そして投資家は490人。こちらは前年比で12%増だ。そして参加者の出身企業は1736社・団体で20%増であった。

 MIFAの会場も7200㎡と過去最大規模のスペースとなった。各国の政府や映画・アニメーション関連の団体によるにナショナルパビリオンが引き続き積極的に設けられている。
 また今年はVR関連企業・団体の出展が大幅に増えた。新しいテクノロジーがアニメーション界を活性化していることが感じられた。

 日本からの参加者も引続き増加している。昨年初めて100人を超えたが、2018年は120名以上がMIFAに登録をしている。こちらも過去最高だ。
 出展会場では昨年の東京都に加えて、映像産業振興機構(VIPO)、文化庁メディア芸術祭がブースを構えた。受賞作品の展示を中心にした文化庁メディア芸術祭の大型ブースは会場内でも際立っていた。また都内のアニメ企業のプロジェクト企画を紹介した東京都には、日本とのビジネスを探る関係者が多数訪れた。

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