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バンダイナムコアーツがグッズ開発 旧作アニメのパッケージアートで再活性化
- 2019/3/22
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2018年にバンダイビジュアルとランティスの合併で誕生したバンダイナムコアーツは、バンダイナムコグループの映像音楽部部門の戦略会社の位置づけだ。映像音楽を中心に、新たなビジネス展開を目指している。
新会社誕生から約1年、そうした試みのひとつが明らかになった。バンダイナムコアーツは、この3月22日に自社商品開発の新レーベル「VIDESTA」を発表した。同社がこれまで展開してきたLD(レーザーディスク)、VHS、CD、DVD、ブルーレイのパッケージアートを活用したグッズを開発・発売・販売する。映像音楽作品の活性に結びつける。
発売する商品は、やや変わったコンセプトだ。例えばCDパッケージで使われたデザインを活用したTシャツとジャケットをCDパッケージに収納したり、LDパッケージをモチーフにした正方形のパスケースといった具合。パッケージ商品を喚起するものとなっている。
今回選ばれたのは13タイトル。エモーションの出発点となった世界初のOVA『ダロス』をはじめ、宮崎駿監督の初監督作品『未来少年コナン』、『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』や『COWBOY BEBOP』、『交響詩篇エウレカセブン』など、その時代を代表する作品が並ぶ。長年にわたり提供してきた傑作を新しいかたちで商品化する。
製作委員会を通じて他企業にライセンスを提供し、開発・発売・販売することが多いなかで、映像音楽メーカーが自ら商品化を進める。近年活発化している映像ソフトメーカーの多角化の一環とも言える。
さらにファンにお馴染みのモアイのモチーフを使ったEMOTIONレーベルのロゴをキャップやTシャツ、サコッシュにする。レーベル自体をブランドとして打ち出す。
バンダイナムコアーツの前身となるバンダイビジュアルは、1982年にバンダイのビデオ部門エモーションとしてスタートした。その後、国内有数のアニメパッケージメーカーとなった。同じグループのランティスと2018年4月に合併し、現在のかたちになっている。「VIDESTA」では、ランティスの有力アーティストJAM Projectの商品も用意している。
商品第1弾は7月5日発売、3月22日からは受注生産を受け付ける。販売は新たに立ち上げた自社直営サイトのA-ONSTORE、さらアニメ・ゲーム関連上品のコスパの協力も得る。同社のオフィシャルショップ、コスパ通販サイトも活用する。
「VIDESTA」
https://www.videsta.jp/
【第1弾タイトル】
『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』
『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』
『COWBOY BEBOP』
『交響詩篇エウレカセブン』
『コードギアス 反逆のルルーシュ』
『真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日』
『マジンカイザー』
『デビルマン』
『ダロス』
『未来少年コナン』
『青の6号』
『サンダーバード』
『ケルベロス 地獄の番犬』
『牙狼<GARO>』
『JAM Project』