アニメCG総合イベント「あにつく」、2017年は9月10日 セミナータイトルも順次公開

講演

 アニメ制作の現場で、CGがますます活用されるようになっている。しかし映像や技術についてのCGの情報はあふれているが、その技術は実写VFXやゲームと共通するところが多く、アニメ分野のCGに絞った情報は意外に少ない。
 そうしたなかでアニメ制作のなかで使われる2D、3DのCGアニメにフォーカスしたイベントが、「あにつく」だ。2015年にスタート、同年、そして16年の好評を受けて、2017年9月10日に「あにつく 2017」が開催されることになった。会場は東京・秋葉原のUDX GALLERY NEXTとUDX GALLERY。これまでの盛況を受けて会場がかなり拡大することもあり、より充実したものになりそうだ。

 イベントは国内の有力CGアニメスタジオの協力により実施される十数コマにもなるセミナー。そして企業による物販と展示で構成される。
 セミナーはまず基調講演が『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』でお馴染みのスタジオカラーから鶴巻和哉 監督と小林浩康監督となる。CGに関心があれば、誰でも気になるに違いない。
 個別セミナーもすでにいくつか発表されている。「CGスタジオ4社がアニメCGのいまを語る」には、グラフィニカ、サブリメイション、サンジゲン、ポリゴン・ピクチュアズから登壇予定だ。東映アニメーションはデジタルアニメーションで新たにテレビシリーズに挑んだ『正解するカド』のCGメイキングセミナー。オレンジは、『ナイツ&マジック』でのロボットモデルについて語る。
 このほかサイバーコネクトツーやサムライピクチャーズ、『ブブキ・ブランキ』などで知られる小松田大全監督のセッションもある。基調講演以外は3セミナーが同時並行で進むので、どれに参加するか選択に迷いそうだ。

 参加は無料だが、事前登録が必要となる。基調講演のみ既に登録を受け付けている。他のセミナーは8月22日以降に受付を開始する。例年、多くの講座が事前登録で満員になり、早い段階で募集が終わるものも多い。こまめな情報チェックが欠かせない。
 専門的な内容も少なくないが、イベントの目的は2D作画ソフト運用やアニメーション技術の紹介、メインキング、マーケットアピール、人材発掘・育成まで幅広い。アニメCGに関心がある人であれば、得るものは大きいに違いない。

「あにつく 2017」
http://www.too.com/atsuc/2017/atsuc.html
2017年9月10日(日)
11時半〜18時半
場所:UDX GALLERY NEXT/UDX GALLERY

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