米国実写版「デスノート」 NETFLIXオリジナル映画で全世界同時配信


 2009年にハリウッドでの映画化企画の浮上が報じられて以来注目されてきた、日本の大ヒットマンガ『DEATH NOTE』の米国実写版がいよいよ姿を見せることになった。しかも、本作はいまや映像業界で話題騒然のNetflixでのオリジナル映画となる。
 Netflixは、この米国実写版『デスノート』を2017年8月25日から全世界で同時配信をすると発表した。発表と同時に場面写真や予告編も公開し、そこからは新たな『デスノート』の世界が垣間見える。

 『DEATH NOTE』は、2003年から6年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)に大場つぐみ(原作・原案)と小畑健(作画)が連載した大ヒットマンガ。名前を書き込めば人を殺すことが出来るデスノートを手に入れた主人公・夜神月は、正義の名のもとに次々に生きるに値しないと思う人々を殺し始めていく。それに対峙する名探偵Lとの頭脳プレーが大人気を博した。
 日本でテレビアニメ、テレビドラマ、実写映画とたびたび映像化され、こちらも大ヒットになってきた。しかし米国での映像化は今回が初となる。

 映画化にあたっては、『ザ・ゲスト』、『サプライズ』などでサスペンス・ホラー分野でメキメキ頭角を現すアダム・ウィンガードを起用した。出演陣もナット・ウルフ、マーガレット・クアリー、キース・スタンフィールドといった今後さらに活躍が期待される若手スターを集める。『デスノート』の相応しい瑞々しさを期待させる作品になりそうだ。

 米国での『DEATH NOTE』の実写企画は、2009年にワーナーブラザースが実写化権を獲得したのが初めだ。日本、そして米国を初めとする世界各国でマンガ、アニメが大人気なことに目をつけた。当初は数ある映画化オプション契約のひとつと見られたが、2015年になり企画が急進展した。
 映画化実現の原動力となったのが、Netflixである。日本では世界的な映像配信サービスのプラットフォームとして知られるが、Netflixは既存のテレビ番組、映画などを配信するだけでなく、自社のためのオリジナル作品にも積極的だ。しかも、近年はドラマシリーズだけでなく、大掛かりな映画すらオリジナルで実現する。米国実写版『デスノート』は、その目玉タイトルとなった。
 たっぷりと時間もかけて制作された本作が、『DEATH NOTE』の新たな世界を開拓しそうだ。同時に日本コンテンツの海外実写化の新しいかたちも提示している。日本のエンターテインメント業界にとっても見逃せない動きだ。

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