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日本テレビに新しい深夜アニメ枠 2017年7月より「AnichU」スタート
- 2017/3/17
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国内のアニメシーンが大きな盛り上がりを見せる中で、日本テレビが深夜アニメの強化に乗り出す。日本テレビが、2017年7月より新しい深夜アニメの放送枠を開始することになった。
新アニメ枠は「AnichU」と名付けられ、発表されたコンセプトからは1時間枠であることが分かる。また「シリアスなアニメも、ハッピーなアニメも」としており、バラエティー豊かな作品が登場しそうだ。
「AnichU」の詳しい情報は、3月25日、26日に東京ビッグサイトで開催されるAnimeJapan 2017の日本テレビブース(日テレブース)で明かされる。両日10時半から、ブース内ステージで「日テレ新アニメ枠<AnichU>発表!」とのプログラムが設けられている。日本テレビプロデューサーの中谷敏夫氏、桐本 篤氏の出演が予定されている。
いまは明らかにされていない放送時間帯、放送作品がここで発表されそうだ。また発表に向けて、Twitterの公式アカウント@AnichU_ntvも開始した。プレゼントキャンペーンも実施しており、「AnichU」を強力に推している。
地上波キー局の深夜放送枠のブランディングでは、フジテレビの「ノイタミナ」がよく知られている。2005年のスタートから10年以上続き、タイトル数は50を超え、アニメファンにお馴染みだ。1クール、2クールで終わることが多い深夜アニメの認知度の向上が課題になるなかで、「ノイタミナ」だから観るというファンに対するブランド効果を発揮する。
MBS(毎日放送)が打ち出すアニメイズムも同様だ。もともとあった深夜放送枠を2012年から「アニメイズム」とブランディングすることで、アニメをいつも放送している時間帯としてファンにアピールすることに成功している。
日本テレビは大手放送局として、これまでも『DEATH NOTE』や『君に届け』、『寄生獣 セイの格率』といった人気アニメを深夜放送で数多く送り出してきている。
一方でアニメと日本テレビが結びつかず、個別の存在との印象を残す。新たなアニメ枠、そしてそれをブランドするタイトルの起用で、日本テレビの深夜アニメのビジネスがますます活性化しそうだ。