1985年にスタート、今年で開催30回目を迎える東京国際映画祭の開催スケジュールが発表された。2017年10月25日(水)から11月3日(金)までの10日間の予定となる。
映画祭は第28回よりそれまでの9日間から10日間開催に会期を拡大したが、2017年も引き続き10日間となる。また期間中、週末は28日(土)、29日(土)の1回しか含まれないが、最終日の11月3日は文化の日の祝日と重なる。秋の風物詩として、今年も多くの映画ファンを楽しませそうだ。
会場も前年と同様に六本木ヒルズとEXシアター六本木をメインとし、複数の会場となる。EXシアター六本木の利用は2016年からとなり、キャパシティが大きく18万1031人にもなった総入場者数に貢献した。六本木以外の会場については今後の発表になる。
東京国際映画祭は、日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の映画祭となっている。毎年多くの映画人が集まる一大イベントだ。コンペティション部門以外に、特別招待作品や、様々な特集企画も設けられる。近年は日本が得意とするアニメ映画にも力をいれており、2016年は「映画監督 細田守の世界」が大きな話題を呼んだ。
また、毎年映画祭の併催コンテンツ国際見本市として行われるTFFCOMも、2017年も同時期にJapan Content Showcaseのひとつとして開催が見込まれる。こちらも詳細は告知されておらず、今後の発表を待つことになる。
第30回東京国際映画祭
公式サイト:www.tiff-jp.net
開催期間: 2017年10月25日(水)~11月3日(金・祝)
会場: 六本木ヒルズ、EXシアター六本木(港区)ほか
主催: 公益財団法人ユニジャパン