バンダイナムコHD フランス法人を再編で持株会社と事業会社に分離

ファイナンス決算

バンダイナムコホールディング(バンダイナムコHD)が、ヨーロッパ子会社の再編を行う。フランス・パリに本社を持つBANDAI S.A.S.の役割を純粋持株会社に絞り、社名もBANDAI NAMCO Holdings France S.A.S.に変更する。また同社が手掛けていたフランス地域でのトイホビー事業を分割し新会社に移行する。純粋持株会社が置くことで、ヨーロッパ大陸地域でのガバナンスの強化と事業拡大を目指す。

BANDAI S.A.S.はバンダイナムコHDが100%出資する現地法人で、これまではトイホビー事業と持株会社の双方の機能を持っていた。
まず2017年3月に、同社の子会社としてBANDAI Toy S.A.S.を設立する。さらに9月にBANDAI S.A.S.にトイホビー事業を移すことで、ふたつの事業を分割する。BANDAI Toyの資本金は2017年9月時点で901万8000ユーロ。フランスにおける玩具販売に特化する。

一方、BANDAI NAMCO Holdings Franceは、フランスだけでなくヨーロッパ大陸地域全体を統括。トイホビー事業、ネットワークエンターテインメント事業といった複数の事業の連携支援をする。さらにコーポレートガバナンスやファイナンスも担当する。ただし、英国については、別の持株会社BANDAI NAMCO Holdings UK LTD.が統括する。
2016年には、香港にあるBANDAI NAMCO ASIAでも同様の事業分割を実施した。これによりバンダイナムコHDは、米国と英国、フランス、香港の4つの持株会社が地域ごとの事業を統括する体制がクリアになる。
バンダイナムコHDは、2018年を目標にした中期計画のひとつとして「グローバル市場での成長」を掲げている。海外子会社も、これに向けた取り組みの一環となる。

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