エイベックス「アニメタイムズ」 Prime Vide通じてインド向け配信開始

アニメタイムズ

 人口14億人を抱えるインドで、日本アニメを観る機会が増えている。すでにNetflixやクランチロールがインド向けのアニメ配信を強化するなかで、日本発の配信サービス企業がインド向けに特化した日本アニメ配信に乗り出した。
 国内で配信向けにアニメ作品を供給してきたアニメタイムズ社は、2023年12月12日よりAmazonが運営するインドのPrime Video チャンネルに日本アニメ専門チャンネル「アニメタイムズ」を開設した。Amazonプライム会員に登録したユーザーが、年間899ルピー(約1530円)で視聴可能になる。現地の物価水準に合わせた価格設定は、ユーザー獲得に積極的な姿勢が窺える。

 配信ラインナップは、『SPY×FAMILY』、『東京リベンジャーズ』、『HUNTER x HUNTER』、『ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~』など現地の若い世代に向けて旬な人気作品が多く並んでいる。英語字幕で配信をし、作品は今後も拡充していく予定だ。
 世界最大の人口を抱えるインドだが、近年はテレビ保有世帯が伸びており、インターネットを利用した動画配信サービスの普及が進んでいる。それだけに最近は日本のエンタテイメント関連企業からも関心が増している。アニメタイムズ社も、ここに目をつけたかたちだ。

 アニメタイムズ社はエイベックス・ピクチャーズが中心になり立ち上げ、現在は講談社、集英社、小学館など13社の業界関連企業が出資する。アニメ専門チャンネル「アニメタイムズ」を運営し、日本では無料配信のYouTube公式と、2021年8月には日本でもPrime Video にアニメ専用チャンネルを開設している。
 海外展開にも積極的で、2023年8月には国境を越えて日本のアニメ関連の映像パッケージやグッズが購入できる越境ECショップ 「アニメタイムズSTORE」 をオープンした。世界約120ヵ国・地域を対象にするグローバルなネットワークになっている。
 インドでもPrime Video チャンネルでのアニメ専門チャンネルのスタートを機会に、「アニメタイムズSTORE」との連動も目指すとしている。

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