「タイガーマスク」がイタリアで実写映画化、講談社が共同プロデュース

タイガーマスク

 1960年代から70年代にかけて大人気を博したマンガ『タイガーマスク』が、イタリアで実写映画化されることになった。イタリア・ローマに拠点のある映画会社ファブラ・ピクチャーズ(Fabula Pictures)とミラノに拠点を持つブランドン・ボックス(Brandon Box)が共同で製作を手がける。日本で原作出版をする講談社も、共同プロデューサーとして事業に参加する。
 映画化にあたっては、イタリア国内だけでなく、全世界からの観客を獲得することを目指す。監督や配役などの発表は今回なく、新しい情報が決まり次第告知するとしている。

 『タイガーマスク』は1968年に講談社のマンガ雑誌「ぼくら」、「週刊ぼくらマガジン」、「週刊少年マガジン」などに連載された。原作の梶原一騎、漫画の辻なおきが、プロレス界を舞台に悪役レスラー養成機関「虎の穴」を抜けたタイガーマスクの戦いを描いた。
 1969年にはテレビアニメ化されこれも大人気を博した。その後、『タイガーマスク二世』や『タイガーマスクW』などの続編も制作された。時代を超えて愛されている。
 アニメ作品は海外輸出もされ、80年代にはイタリアでテレビ放送され人気を博した。イタリアでの実写化は往年のファン人気と知名度の高さに期待するものになる。

 映画を制作するファブラ・ピクチャーズは、フランスの大手メディア企業フェデレーション・エンタテインメント・グループ(Federation Entertainment Group)に属している。イタリアのテレビ局やグローバルな映像配信プラットフォームとも仕事をしている。Netflixオリジナルシリーズの『Baby/ベイビー』、『Zero/ゼロ』、『Baggio: The Devine Ponytail』といった代表作がある。
 もう一方のブランドン・ボックスは2011年に設立、コミックの実写映像化を専門にした制作会社だ。2022年に大手コミック出版のセルジョ ボネッリ エディト(Sergio Bonelli Editore)、独立系映画会社イーグル・ピクチャー(Eagle Picture)と組んで制作した『Dampyr』がヒットになっている。

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