ロボットアニメから戦闘機・戦艦まで「高荷義之原画展」開催、ボックスアートの世界を満喫

高荷義之原画展

 1960年代からプラモデルの箱絵、映画ポスターなどで活躍した高荷義之のイラスト・アートの世界を振り返る原画展が8月11日から21日まで東京・西新宿で開催される。数ある代表作のなかから高荷義之の代表作を厳選、30点もの原画が展示される予定だ。
 場所は西新宿のヒルトン東京B1Fに位置するヒルトピアアートスクエア。時間は12時~19時で、一般1200円、学生700円(いずれも税込み)、初日11日のみプレミアチケットのみのプレミアアムデーとなる。

 高荷義之は1935年生まれ。戦艦や戦車、戦闘機などのプラモデルの箱絵(ボックスアート)でキャリアをスタートさせた。その後「少年サンデー」など少年誌の表紙やカラー口絵などを数多く描いた。
 1980年代には、『機動戦士ガンダム』『聖戦士ダンバイン』『戦闘メカ ザブングル』など人気のロボットアニメのメカイラストを次々に手掛ける。さらに『超時空要塞マクロス』のプラモデル箱絵を多数手掛け、大きな人気を獲得した。また『風の谷のナウシカ」公式ポスター用イラストやパンフレット表紙イラストも代表作。メカニックを描くアーティストの第一人者である。

 今回の展覧会は過去数年、これまで分散していた原画の回収を進めた成果が背景にある。約180点の原画が現在整理されており、この中から展示品を選りすぐった。
 ガンダムシリーズやダンバイン、ジャイアントロボ、戦艦大和、零戦などのイラストが展示される。長い間で多くのキャリアを築いたが、高荷義之のアートの魅力は子どもたちの憧れや夢を絵に託したことだ。そんな原画展は、多くのファンを満喫させそうだ。原画展の詳細は高荷義之公式サイトにて確認できる。

高荷義之公式サイト
https://www.takani-yoshiyuki.com/
チケット購入 https://takani.official.ec/

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