「デスカムトゥルー」のイザナギゲームズに中国系ビリビリなど出資

提携

 ゲーム会社イザナギゲームズは新たな第三者割当を実施し、4億2980万円の資金調達をした。株式の割当先はHODE HK Limited、コロプラネクスト4号ファンド投資事業組合、アカツキの3者となる。調達した資金は人材採用の強化と新たなプロジェクトのクオリティアップに活用するとしている。
 新たに株主となったHODE HK Limitedは、中国の大手エンタテイメント企業ビリビリの香港籍のグループ会社にあたる。ビリビリは中国で日本アニメを含む映像やスマホアプリゲームといったエンタテイメントの配信事業を手がけている。
 イザナギゲームズは今回の出資と合わせて、ビリビリとの業務提携も発表した。業務提携を通じて日本だけでなく、中国とアジア地域での自社タイトルのパブリッシング、さらにオリジナルIP展開が強化できるという。

 イザナギゲームズは2017年に梅田慎介氏を代表取締役に設立された。事業の中心はコンシューマーゲームで、『デスカムトゥルー』『ワールズエンドクラブ』といった代表作がある。今年4月には『冤罪執行遊戯ユルキル』の発売が控えている。
 外部からの資金調達は積極的で、これまでの累計調達額は7億9860万円になっている。今回の第三者割当増資も含めた出資で主要株主は、梅田慎介、コロプラネクスト4号ファンド投資事業組合、Makers Fund、NetEase、ビリビリグループ、アカツキとなった。

イザナギゲームズ
https://izanagigames.co.jp/

関連記事

アーカイブ

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. AnimeCanvas
     2024年5月23日、ソニーグループは都内で「ソニーグループ 経営方針説明会」を開催した。代表執行…
  2. AnimeJapan2024
    ■凝った企業ブースが脱コロナ禍を演出  2024年3月23日から26日まで、東京都内で日本アニ…
  3. 第2回国際アニメーション映画祭
     新潟国際アニメーション映画祭が、2024年3月15日から20日までの6日間、新潟市内各所の会場で開…
ページ上部へ戻る