「+Ultra」が新体制発表、クランチロールやスロウカーブと共同製作・企画開発

「+Ultra」が新体制

 フジテレビの深夜アニメ枠として人気の「+Ultra」が、4年目に入るタイミングで新たなチャレンジに乗り出す。作品の企画開発を強化する。アニメ分野で世界最大の配信プラットフォームのクランチロールと共同製作体制を築くことを明らかにした。また企画開発にあたっては、アニメ企画・プロモーションのスロウカーブも参加する。
 「+Ultra」は2018年10月より同社の「ノイタミナ」とは別のもう一つの深夜枠として『INGRESS THE ANIMATION』からスタートした。世界に向けてハイエンドなアニメを届けるがコンセプトである。これまでに『BEASTARS』、『GREAT PRETENDER』、『キャロル&チューズデイ』といったヒット作、話題作が作られてきた。
 
 3社は2022年4月以降のラインナップで共同開発を進める。「+Ultra」では4月以降に谷口悟朗が総監督のオリジナルアニメ『エスタブライフ』、マンガ家・弐瓶勉とポリゴン・ピクチュアズの新プロジェクトなどを予定している。
 さらに海外市場を視野にクランチロールの参加による海外のタレントやクリエイターとの協業などオリジナル企画開発や、原作発掘などを目指す。
 これに先立って、2021年10月から「+Ultra」枠で放送する『マブラヴ オルタネイティヴ』では、クランチロールがアジア圏以外の世界で独占配信をする。クランチロールは海外でのマーケティングも実施する。

 クランチロールは2006年に設立したアニメ専門の配信プラットフォームで、世界に1億2000万人の登録ユーザーと500万人を抱える。先頃、ソニー・ピクチャーズ傘下に加わったことでもアニメ業界の関心を集めた。
 動画配信ネットワークに加えて、ネットを通じたコミュニティの構築、ファンイベントや商品など幅広いポップカルチャーの展開を目指している。フジテレビはこうしたクランチロールの強みを海外発信に活かしたいとみられる。また近年オリジナル作品の企画・開発を進めるクランチロールにとっては、日本国内の2社と協力することでクオリティの高い作品が目指せると狙いがありそうだ。
 スロウカーブはアニメを軸にエンタテインメントとの様々なビジネスを手がける。近年は独自のナットワークを活かしたアニメの企画に積極的だ。「+Ultra」の作品では『NIGHT HEAD 2041』『Revisions リヴィジョンズ』を企画している。

「+Ultra」 https://plus-ultra.tv/

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