「アニ玉祭」オンライン開催、秋の「マチ★アソビ」は見送り

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 新型コロナ感染症が依然猛威をふるうなかで、地方発のアニメイベントもそれぞれの対応を迫られている。秋には毎年、京都の「京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)」、徳島の「マチ★アソビ」、埼玉の「アニメ・マンガまつり in 埼玉(アニ玉祭)」が開催されているが、それぞれ異なる決断を下した。
 9月16日にアニ玉祭実行委員会は、10月23日開催予定の「あに玉祭」を2020年に続き、完全無観客のオンラインイベントで開催すると発表した。視聴無料の「ソニックシティ公式Youtubeチャンネル」を活用し、〝アニメの聖地埼玉〟の魅力を発信するとしている。

 毎年初夏と秋に、徳島市で開催されているイベント「マチ★アソビ」は、2021年9月13日にアニメまつり実行委員会が開催見送りを発表している。新型コロナウィルス感染症の拡大防止のためとしている。
 開催地となる徳島県は緊急事態宣言、まん延防止等重点措置は発令されていないが、9月の時点で多くの地域で県境をまたぐ移動の自粛が要請されている。県外のからの参加者も多いイベントだけにこうしたことも配慮されたとみられる。
 これまでに「マチ★アソビ」は2020年初夏(5月)の開催を中止、その他のイベントも規模の縮小やオンライン実施などで対応している。いつもどおりの「マチ★アソビ」はまだ暫くもちこしとなりそうだ。通常であれば次回の開催は2022年5月の予定が考えられる。

 また9月18日、19日を予定していた「京まふ2021」は、徹底的なコロナウィルス感染対策をしたうえで、実施する。会場内の同時入場者を3000人以下に抑えたうえで、マスク着用の推奨、密の回避を順守するとのこと。「コスプレエリア」と「みやこめっせ会場内のキャラカフェエリア」は中止する。
 京都は緊急事態宣言のだされている地域にあたるが、イベントはリアルイベントを前提に計画されたことから宣言延長への対応が間に合わなかった面もありそうだ。「京まふ」は昨年もリアルで開催しており、コロナ禍のなかで開催が続く貴重なイベントとなっている。

第9回「アニ玉祭(アニメ・マンガまつりin埼玉)」
https://anitamasai.jp/

「マチ★アソビ」
http://www.machiasobi.com/

「京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)」
http://kyomaf.kyoto/

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