「京都」が舞台、最新映画「HELLO WORLD」を伊藤智彦監督が語る

講演

 2019年は年始めから話題作が続出するなど、劇場アニメは大盛況である。『天気の子』や『プロメア』、『きみと、波にのれたら』といった長編映画のために制作されたオリジナル企画の作品はとりわけ関心が高い。
 こうした勢いは秋以降もまだまだ続く気配になっている。なかでも注目されるのが、伊藤智彦監督がオリジナル原作で挑む『HELLO WORLD』である。9月20日より東宝系で全国公開する。伊藤智彦監督はテレビアニメ『ソードアート・オンライン』『僕だけがいない街』、『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』でヒットを飛ばす実力派。今回はアニメーション制作にCGスタジオのグラフィニカ、脚本に作家・野﨑まどを迎えるなど、話題性がたっぷりだ。

 この公開一週間前となる9月13日に、伊藤智彦監督が京都の立命館大学衣笠キャンパスを訪れて、作品を語るセミナー「『HELLO WORLD』に見る学園都市京都とアニメの可能性」を実施することになった。立命館大学映像学部の企業連携プログラムのひとつで、広く参加者を募集している。ヒットメーカーの創作の秘密に触れる貴重な機会となりそうだ。
 セミナーの聴講は先着150名。ウェブサイトにて事前の予約が必要となる。定員に達し次第受付を終了する。

 『HELLO WORLD』は、“新機軸のハイスピードSF青春ラブストーリー”を掲げており、物語の舞台は学園都市「京都」としている。どんなストーリーか想像もつかない。
 一方で物語の舞台も、セミナーの会場も「京都」となっているのが共通だ。アニメーション制作のグラフィニカは京都にもスタジオを持つ。京都つながりが重なるだけに、ライブ感のある話も期待できそうだ。

京まふ直前特別セミナー 『HELLO WORLD』に見る学園都市京都とアニメの可能性
開催日時: 2019年9月13日(金) 18時~19時半
https://atnd.org/events/107825

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