4月17日、京都国際マンガ・アニメフェア実行委員会は、今年で開催7年目となる京都国際マンガ・アニメフェア2019(京まふ)の開催を発表した。2019年9月21日(土)、22日(日)の2日間、京都市内に会場を設ける。
メイン会場は企業の出展ブースやステージイベントなどを設ける大型施設みやこめっせ(京都市勧業館)、また京都国際マンガミュージアムを第2会場とする。さらにロームシアター京都でのステージイベント。今年から東映太秦映画村にも特別会場が置かれる。期間中は、京都市内のいたるところでイベントに接する機会がありそうだ
京まふは関西地区からのアニメ・マンガ文化の発信を掲げて2013年にスタートした。人気企業の出展、話題のアニメのステージ、マンガ出版の出張編集部などのユニークな企画が人気を集めて、現在は西日本最大級のマンガ・アニメイベントとなっている。2018年は62もの企業・団体が出展。来場者数は4万1700名にもなった。
今年もみやこめっせには出版社やアニメ制作会社などの企業・団体の出展が期待されている。実行委員会では、この出展やステージ実施の募集もスタートしている。
ファン向けイベント以外の企画も、引き続き実施される。とりわけクリエイター育成にフォーカスしている。毎年好評なのがマンガ出張編集部。マンガ出版社が会場に赴き、マンガ家志望者が持ち込む作品を見る。その場でアドバイスを受けることが出来るなど、リアルイベントならではのものとなる。
京都国際漫画賞は、世界中のマンガ家志望者を対象にした国際マンガコンテストである。期間中に授賞式を実施する。京都アニメ・ゲーム企業キャリアフォーラムは、京都に拠点を持つアニメ・ゲーム会社を集めた就職説明会になる。
総合アニメイベントと言えば、3月に東京で開催されるAnimeJapanがよく知られている。しかし最近は「春のAnimeJapan」に対する「秋の京まふ」として知名度のあがっている。アニメ・マンガ文化を盛り上げる一大イベントとして、京まふの活躍がますます期待されそうだ。
京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)2019
http://kyomaf.kyoto/
2019年9月21日、22日
会場: みやこめっせ(京都市勧業館)、京都国際マンガミュージアムほか